起立性調節障害(OD :Orthostatic Dysregulation)

近年、起立性調節障害による中学生ぐらいの患者さんが、時々来院されます。

朝起きられない、たちくらみ、めまい、立っていると気持ちが悪くなる、食欲がない、疲れやすい、頭が痛い、呼吸が苦しい、など症状は沢山あります。

私の姪っ子が、たまたま起立性調節障害になってしまい、この疾患について考えました。

姪っ子の場合は、朝起きることが困難で、学校は午後から通学しているそうです。

まず大切なことは、病院に行き、脳やその他に異常がないか、起立性調節障害なのかを検査、診断してもらうことです。

病院では飲み薬が処方されると思います。規則正しい生活を心がけ、焦らずに1週間や1か月で治るものではありません。

 

当院では、起立の性調節障害の方には、鍼灸による施術が基本になります。

鍼灸は全身施術の為、自律神経の調整に効果的だと思います。はりきゅうにより、交換神経、副交感神経のバランスを整え、全身の血液の流れが良くなります。

鍼灸の良い点として、薬などと違い、副作用がなく、身体の免疫も高まると思います。

悪い点としては、お金がかかる、時間が拘束される、全ての人に確実に効果があるわけではない、という点です。

鍼灸は私の約30年の経験ですが、10人のうち3人ぐらいはとても効果的で、5、6人は少し良くなった、あまり変わらない、残り1人は合わない、もうやりたくない、といったおおざっぱな印象です。正直、やってみないとなんとも言えません。(個人的感想です)

私は、患者さんの話もよく聞き、丁寧な施術を心がけています。興味のある方はご連絡ください。

施術料は学割で5000円になります。(初回6000円)